3Dプリンターカバー作成

素  材:アクリル3㎜、2㎜
使用機器:HS-Z4030(水冷式) 
所要時間:約22分36秒
作 成 日:2016年7月21日

作成品:アクリルカナグ6個と前板1枚、両サイド板2枚

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作成目的:FLASHFORGE 3DプリンターFinderの本体は前と両サイドがオープンした状態ですので、展示する際に手が触れるとケガする恐れもありますので、専用カバーが必要になります。

使用材料:今回アクリル板3㎜と2㎜を用意しました。本体に掛ける部分のカナグは強度必要ですので、3㎜を使用します。板の部分は2㎜を使用しました。

※画像をたくさん用意しました。

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1.まず、測りで3DプリンターFinder本体の必要部分の正確なサイズを測ります。その後比率に合わせて図面を作成しました。

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2.   イラストレーターで測ったサイズの同サイズで図面を書き出して、アウトライン化されたペクター画像をAI方式でイラスト8以下で保存します。ZYソフト上でも作成可能です。(ZYソフトにインポートしてから修正することも可能です。)

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3.作成されたデータを利用していよいよHSGレーザー加工機HS-Z4030を使用して加工準備をします。専用ZYソフトを立ち上げて、保存されたデータをインポートしますが、すべてのデータのサイズが加工範囲をオーバーするため、まず加工しようとする必要な分だけ残します。

(今回のデータは三つに分けてカットすることになります。)カナグの部分はグループ化してから6個にコピーし、回転、ミラー配列等の機能を利用して材料を節約する空間配列を行います。

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今回は実際に以下の設定で行いました。

3㎜カットの場合:

・スピード 5㎜/s

・パワー  60%

2㎜カットの場合:

・スピード 7㎜/s

・パワー  55%

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4.その後はカットのパラメータを設定してデータを本体に転送します。

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5.アクリール板をHSGレーザー加工機の作業台に設置します。そのままハニカムテーブル上に置くと熱でカット断面が傷跡が残りますので、今回はアルミブロックを両サイドに置いてその上にアクリル板を浮かすように設置しました。こうすることできれいな断面が期待できます。いよいよカットしましょう!

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6.本体上の液晶コントロールパネルで進行状況が把握できます。

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7.カット完了しました。データどおりカナグが作成されました。

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8.同じ要領で2㎜の板部分もカットしました。アクリルのサイズがぎりぎり場合はフレーム機能でレーザーヘッドを加工枠エリアを走らせて加工物の設置の調整が可能です。

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9.アクリルカナグ部分と板を固定する前にサイズが正しいか3DプリンターFinder本体に掛けてみました。サイズはビッタリで安心しました。

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10.最後にアクリルカナグ部分と板をアクリル専用ボンドで固定しておきます。楽々固定されました。(10分ぐらい)

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11.完成です。これで、3DプリンターFinderを展示されたら直接触れないでしょう!

※レーザー加工機を利用したアクリル加工の可能性は無限大です。HSGレーザー加工機HS-Z4030はアクリル5mmまでならきれいに加工できます。最大8㎜までカットが可能です。

メイカーズバザールご来場様への感謝

2日間のメイカーズバザールは無事終了しました。たくさんの方がご来場いただき、大変感謝いたします。

展示ブース

●  HSGレーザー加工機(ワークショップ)

●  FLASHFORGE 3Dプリンター

改めて、レーザー機器と3Dプリンターに関心度が高まってることが実感致しました。

 

今回、北加賀屋ファブラボの皆さまと京都の東谷商店様、そして素材メーカーのColour Recycle Networkの皆様皆さまと一緒に
ワークショップを開催いたしました。たくさんの方と知り合い、おして良い経験になりました。大変感謝いたします。
今後とも、良い機会を設けたいと思います。

今回イベントで展示されたHSGレーザー機器とFLASHFORGE 3Dプリンターは弊社2階で展示しておりますので、

いつでもご来社いただき、体験可能です。今後とも、よろしくお願いいたします。

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メイカーズバザール開催のお知らせ

DIYものづくり

日時 : 7月8日(土)9日(日)
am10時〜pm5時
場所:大阪南港ATC ITM棟2F

APPLE TREE株式会社として今回は2回目の参加です。

前回はFLASHFORGE3Dプリンターの展示で繊維メーカのユニチカ様と

ワークショップを行いました。

今回大きいブースを用意していただいており、大阪浪速区のワオコーポレーションと子供向けに3Dプリンターでものづくりのワークショップを開催いたします。

そして、HSGレーザー加工機日本では初めて披露いたします。

HS-Z4030 2機種を用意いたしました。新素材メーカーのcolour recycle network 社と提携してイベントを行います。

内容:生地をレーザー加工機でカットしてオリジナルカバンを作りと新素材を利用して名入りのキーホルダ作りです。

ご興味ある方はぜひ、お越しください。

(^-^)/どなたでも当日自由
くわしくは [メイカーズバザール] を検索ください。
http://makersbazaar.jp

ソーシャルメディアで宣伝開始のお知らせ

もっと多くの方にHSGレーザー加工機を素晴らしさを伝えていくために
本日より、公式フェイブックとツイッターページを開始いたしました。

これからはHSGの最新動向と世界の動きの最新情報を発信して行きます。

よろしくお願いいたします。

HSGレーザー加工機 正式販売のお知らせ

HSGレーザー加工機は2016年7月7日七夕(たなばた)を機に正式にオープンいたします。

これからAPPLE TREE株式会社はFLASHFORGE 3Dプリンターを続き、レーザー事業を大阪発で日本全国へ展開していきます。
ご関係者様、そしてご興味とご要望をお持ちの方はぜひお問合せください。

HSGは中国のレーザー業界でも有名な企業で、今年でちょうど10周年を迎えます。小中型CO2レーザー機器から大型CO2レーザー機器まで、そして大型ファイバーレーザー機器及び
ロボットレーザー機器を生産しており、世界数十ヶ国へ輸出しております。

【カットをより簡単に】
HSGは世界でもっともよいレーザー加工機メーカとして成長していくことを目標としています。

APPLE TREE株式会社はその理念をもとに日本のレーザー加工市場に貢献できる役割を果たして行きたいと思います!

公式ホームページ:http://hsg-laser.net

今後ともぜひ、よろしくお願いいたします。

APPLE TREE株式会社 スタッフ一同  2016年7月5日

メーカ写真

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zhanting

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キーホルダアクセサリの作成

素  材: アクリル3㎜と無地キーホルダアクセサリ
使用機器:HS-Z4030 
所要時間:1分8秒
作 成 日:2016年7月1日

 

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まず加工物のサイズを測ります。
長さ:75mm
幅:20㎜
厚さ:3.1㎜

アクリル型の作成(多数の同じ加工物を作るためにこの方法を使用します)

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【アクリル板で型を作る】
ZYソフトを立ち上げて左側の編集バーから長方形アイコンを選択して台面で四角形を書き出します。
上図のように赤に表示した部分でサイズ変更ができます。ここで、キーが閉じた状態ですと同比に
変更されますので、開いた状態で数字を設定しましょう!
入力数字は実際のサイズよりやや0.1mmぐらい大きく設定して置きます。
理由はちょうど同じサイズですと加工物が入れ込めない場合があります。

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四角いアクリル板をHSGレーザー器械の右上につけて置いてカット準備をしておきます。
ポイント:上、右に遊びがないように設置して置きます。
理由:次回は簡単に位置設定ができるようにするためです。

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本体始点設定を行います。ここでは覚えやすくするためにX軸100㎜Y軸10mmの場所に設定して置きます。
始点とは、レーザーが加工物に対して開始する加工エリアのヘッドの移動始点のことです。

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次に、ソフトでのアクリルカットに対してパラ設定を行います。
主なパラの設定値
カット色: 黒
開始スピード:5mm(加工スピードより遅ければ特に問題ございません。)
スピード:10㎜
加速度:2000~3000で問題ございません。
レーザーパワー:50%
曲がりパワー:45%
(始点設定を右上に)

ファイルを転送して加工を開始します。

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次は文字の彫刻
今のままのソフト上にテキストを入力して、サイズを合わせます。

好きな書式を選んで、文字間隔値を入れて読み出します。
サイズの設定は彫刻したい長さの数字をを使います。(ここでは52㎜に)
ここではキーが閉じたままでWだけに数字を入れると文字のバランスが崩れず同比にスケールされます。

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その次は素材に対して彫刻のパラ設定を行います。

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主なパラの設定値
カット色: 赤
開始スピード:250mm(加工スピードより遅ければ特に問題ございません。)
スピード:300㎜
加速度:20000~30000で問題ございません。

GAP(彫刻間隔):0.05㎜
レーザーパワー:50%
曲がりパワー:40%
(始点設定を右上に)

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注意:ここで、先ほど設定されたアクリルのパラ設定を開いて出力チェックを外して置きます。このままデータを転送すると同時にカットもされてしまうので、外すと彫刻だけが実行されます。

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彫刻のパラ設置完了後はその名前(文字)を移動便利のためグループ化して置き、
四角い枠内に適当な場所にドラックして彫刻場所を決めます。

設置完了後にデータ伝送しましょう!本体ではカットで外れたアクリルを取り外して、加工素材をその四角い型にはめて置き、彫刻を開始するとカットが外されて文字の彫刻だけ行います。
注意:ソフト上で四角い枠を取り除いてデータ伝送を行うとレーザーの実際の加工枠エリアが文字部分のエリアしか走りません。先に出力のチェックを外したことで、実際にレーザーは出なくても
、枠エリアの認識がされるため、最初にアクリルを加工したエリアは変わらないことで決めた場所での
彫刻が実行可能になります。
※素材の厚さがアクリルと異なりますが、1ミリぐらいの差ですので、彫刻に影響されません。もし誤差が大きい場合は型の高さを調節することで解決できます。

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同要領で小ロットの加工がより便利に実行されます。一度伝送されたデータは本体に記憶されますので、本体のタッチパネルで簡単に操作できます。

ZYSofot